2006年11月22日

連載9〜ふしぎにふこうなひと

キルスティン・ダンスト…
実は、ひそかに気に入っている女優さんのひとりです(^^;)
「アンジー」「ジョニデ」など、愛称がつきにくい名前にもかかわらず、「ヴァージン・スーサイズ」以来、彼女の名前はしっかり私の記憶に刻まれました。
(「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の子役と同一人物だと知ったのは、だいぶあとになります。)

なぜ、私は彼女が気になるのか?
「おいおい…」と感じることもままあるのに、
誰かが彼女に関して冷たい発言をすると、彼女を弁護したくなるのはなぜなんだろう…(?_?)

たぶん。
私が感じる彼女の魅力のカギは、「かげり」にあるように思います。

彼女の顔立ちには、どこか不幸な気配があります。
(mattsuさんの仰るように、目がぱっちりしていないのも一因でしょうか?)
俗っぽく言うと、若々しさに少々欠けていて、ややもすると老け顔なのです。
若いうちに苦労したから?…などという勝手な詮索をしたくなるくらい。

にこにこ笑っていても、おバカをやっていても…
今ひとつ、晴れやかさや明朗さには至りません。
そもそも、「インタビュー〜」「スパイダーマン」など、
彼女の代表作は、いずれも悲劇のヒロイン的役回りではありませんか!

でも、彼女は「悲劇」を売りにしない。
「悲劇」を前面に出さない。
…しかし、かといって、目を背けたり克服しているわけでもありません。
うーん…「悲劇」を内側の奥底に潜ませている…といいましょうか。
(またまた「目」に絡めて言えば、彼女の目元に涙が光っても、気づかない・気づかれないように思います…。
たぶん、アン・ハサウェイのようなぱっちり目だったら、その涙は人の心をざわめかせ、揺り動かすでしょう。つまり、キルスティンの涙は、同情を必要としていないのです。
そこが潔い!彼女ならでは!かな、と。)

だからこそ、彼女がふと見せる淡いほほえみに、私は、はっとしてしまいます。あきらめたような、
少しさびしそうな。
それでいて、ふっきれているような…矛盾ある表情。

そんなわけで、私がいちおしのキルスティン映画は、ずばり「エリザベス・タウン」!
この映画には、天真爛漫で快活なヒロイン…にとどまらない、みずみずしい彼女の魅力が満ち満ちています。
(余談ですが、前回紹介した「ヴァージン・スーサイズ」をうけつけなかった知人も、「エリザベス・タウン」は気に入っているようです。)

音楽好きにはたまらない、極上のBGMつきロードムービーであり、
オーランド・ブルームやスーザン・サランドンなど役者陣も充実しています。

未見の方は、ソフィア・コッポラ×キルスティン再び!の正月第二弾映画「マリー・アントワネット」の前に、ぜひどうぞ( ^ー゜)b

cma
posted by staff at 09:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

連載8〜ブスかわいいってなんだ?

前回のcmaさんの連載をうけまして。
今回はネタ即決!
ソフィアコッポラ→ヴァージン・スイサイズ、
そしてチラホラ話に出した新作映画「マリーアントワネット」といえば、この方!

キルスティンダンストです。

思えば、キルスティンには当初から着目していたワタクシ。
意図的ではないですが、着目せざるをえない?というか、
なんだか気になる存在のキルスティン。

大きなデビューは「インタビューウィズバンパイア」。
今は悪名高いトムクルーズや、
今や「ブランジェリーナ」などと二人でワンセット状態になってしまったブラッドピット。
そして、この人も「濃い」お方、アントニオバンデラス。
悪さをしすぎて姿を消した、今はどこ行ったの状態のクリスチャンスレーターなどなど。
オールスターキャストだった「インタビュー…」。

その中で、ずっと年を取らないクローディア(という役名だった気がする…。間違ってたらすまん)
という強烈なキャラで注目されたキルスティンでございます。

いやー、出た当時、本当にフランス人形みたいな感じで
本当にかわいかったのよ!
ただ単にかわいいというよりか、冷たい&かわいい?
クールビューティー?陶器のフランス人形みたいでね。

そこからだんだん年を取り…子役の宿命ですが、顔がちょっと変わってしまうワケです。
そして現在、彼女のキャッチフレーズは「ブスかわいい」だそうな。
ブスかわいい…。
ブスかわいいとキルスティンが言われてしまう所以はただひとつ!

目がすわってるから!!

この一言につきます。

確か彼女はドイツの血が入っている(ダンストというめずらしい名前もそっち系統だからだそうで)。
だからドイツっぽいっちゃードイツっぽくありませんか?

目がすわっているから、怖いというかなんというか…。
ぱっちりおメメの、アンハサウェイとかとは雰囲気が違うのですな。

子役で出たあとは、お決まりパターンで数だけこなして映画に出演していたキルスティン。
「スパイダーマン」シリーズと、何度も言いますがソフィアの力に助けられて(「ヴァージン・スイサイズ」ほか)
第一線に浮上できてよかったね。

ブスかわいいのに、なぜハリウッドでモテだしたのか?
おそらく、ブスかわいいキルスティンの顔が「ブランド」になったからだと思うのです。
「ブスかわいい」あの顔が、ひとつのステイタスだと!
キャラとして確立したからだと思います。

だんだんほめてるんだかなんだかわかんなくなってきた…。

でも、彼女の作品選びは本当に気になる…。
「エターナルサンシャイン」では不思議なキャラをやっていて、
「このキャラのキャスティングは、キルスティンでいいの!?」
ていう答えも、いいのかどうなのかさえわからない。

不思議な魅力があって、答えがでないから、
ますます注目してしまうのかも。
でもあのブロンドヘアはやっぱりうらやましいな(←ほめどころ)。

即決して書いたネタでしたが、
結論が無い話だったために、うやむやな終わり方でごめんなさい。
よかったらどなたか彼女の魅力についてバシッと語りきっていただきたい。
うーむ。おそるべし魅力のキルスティン。

mattu
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2006年11月14日

「ムーパー」行ってきました

ふとしたきっかけで噂を聞きつけ、「ムーパー(在仙大学映画部合同上映会・仙台ムービーパーティー2006)」に行ってきました。
(当面は・大学関係者以外は)その日、その場所でしか観ることのできないフレッシュな作品たち…ときたら、やっぱり気になるではありませんか!

エイッと掻い摘んで、特に印象的だったものをふたつ、ご紹介します(^^ゞ


「鍵」東北生活大学・飯野和也監督
テンポよく、ハイテンションで一気に駆け抜けます。ニヤリとさせる展開がみごと!
あえて欲を言えば、「照れ」を捨て去って思い切りはっちゃけた方が、もっと劇場に笑いが巻き起こったのではないでしょうか(^_-)

「イカネバナラヌ」東北大学・濱田哲洋監督
タイトルは「スカイハイ」を彷彿とさせますが…それはさておき。
すさまじい部屋の散らかり具合に圧倒され、ぐぐっと画面に引きつけられました。閉塞感の先にあるもの、の佇まいがよかったです。
素直に「次(の作品)も観たい!」と思いました。

…それにしても…ちょっともったいないな(-_-;)と感じました。場内の雰囲気からは、学生さん(つまり、作り手の知人友人)がメインの観客層だったように思います。
もっともっと、たくさんの人が観ることができればよいのに!もっともっと、たくさんの人に観てほしい!と思いました。こういう映画たちが、日々仙台で生まれている、と知るだけでも、仙台で生活することがたのしくなるように思います。さらに、実際の作品をふれれば…その効果は倍増!なのは言うまでもありません。

…ちなみに、次回の「ムーパー」は、来年4月15日だそうです。鬼が笑う…なんて言わず、新しい手帳を買ったら、しっかりメモっておきましょう( ^ー゜)b

最後に、「ムーパー」にかかわった皆さまへ。
お疲れさま&どうもありがとうございました!

cma
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2006年11月09日

映画への想い

cmaさんの↓の文章を読んで、「私が言いたいことをよくぞ言ってくれました!」と
シリコダマ抜かれたような気持ちになりました。
さすがcmaさん。
cmaさんの記事にコメントとして載せようと思ったのですが、あまりにも私の想いも「濃ゆ」すぎて、
コメントの枠には収まりきれず…(^^;)
私にも申させてくださいませ☆

私もcmaさんと全く同じことを思っています。

私が大好きな映画は、もちろんオススメして、みんなに気に入ってもらえたらうれしい。

けど、同じ映画を観たとて、感じることは人それぞれ。
自分が好きな映画を他人が気に入るか、また他の人が「お気に♪」な映画を自分が気に入るか…
それは個人個人の受け止め方次第なんですよね。

だから私も映画を誰かと一緒に観にいくときは、慎重。
気心や趣味が知れている間柄ならかまいませんが、
あまり性格を把握できてない相手となら、ハリウッド大作のような無難な映画を選んでしまう。

だって自分がその映画を観てすごく感動しても、
「この映画イマイチだったよねー」って言われたら、
自分の感動がけなされて、一気に感動が吹っ飛んでしまうから!
下手すりゃムクれて、
「私の感動返せ!映画代返せよ、こんにゃろめー」
と、相手の胸グラにつかみかかりたくなること必須です。

ハリウッド大作のような、誰が観ても「あー、楽しかった!」と言える映画も、
頭をからっぽにして観ることができるから楽しい。

でも個人的には、マイナーだけど味がある映画もすごく好きだから、
それを一緒に観に行って、「わけわかんなかった」とけなされた日には、
××して、×××して、ぶっ×××してしまうかもしれない!

映画の魅力は、観客の受け止め方はそれぞれだということ。
そこがまた醍醐味だったりする。
感動は分かち合うのもいいけれど、自分の胸にしまっておくのもオツですよ。
でも自分がものすごく感動した映画のことは、
他の人にもつい感動を伝えたくなってしまうものですが(^^;)
そういえば、私もcmaさんに、観た映画の感想を送りつけたりして、
今のブログ連載につながったのでした…。

あと、昔に観て理解できなかった映画も何年か経って再び観なおしてみると、
お気に入りになったりすることもあります。
私にとっての「再会」映画は、「リアリティバイツ」でした。

  “あの頃は若く、「アナタ(映画)」の魅力に気づけなかった…
   バカね私…若かったのね”

ってな。

あなたにも「再会」映画、ありますか?


とりとめなく長くなりましたが mattu
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連載7〜選ぶひと

「濃い」談義は尽きませんが…ここはひとつ、思いきって方向転換します。えいっ!

「薄い」映画から話題にのぼっていたソフィア・コッポラ監督のデビュー作、「ヴァージン・スーサイズ」について。
実は、この映画には、ほろ苦い…はずが、今では何だか笑ってしまう思い出があります。
私にとって、この映画は、「一緒に観た人と最もケンカした映画」なのです(^^;)
この映画を観たい、と言い出したのは私。余裕を持って来たはずが、劇場は予想以上の大混雑。並んだ末に案内された席は、とびとびの離れた席でした。食事もしそびれて空腹を抱え…この時点で、すでに暗雲が立ちこめていたのかもしれません。
…あぁ、そのとき私が「イキフン映画」と定義されるジャンルの存在を知っていたら…(「イキフン映画」については、前回の連載を参照( ^ー゜)b)
映画が終わり、相手方とやっと再会。正直、誘った私自身も、さまざまな犠牲が報われるほどの感慨はありませんでした。それでも、ま、たまにはこういうのもいいかな…などと軽く考えていたのです。しかし!相手方ときたら、顔を合わせた途端、映画へのわりきれなさ、腑に落ちなさ、引っかかり…を次々に挙げるではありませんか!
私は、初めこそ無難になあなあに流してしまおう…と思っていたのですが、次第に→動揺・戸惑い→もどかしさ・憤りに至ってしまい…。結局、事態の収拾のため、予想もしなかったエネルギーを要することになったのでした。

それで学んだこと。
1 好みというものは、ごく個人的なもの。押しつけたとしても、まず良い結果には至らない。
2 映画への不満は、選んだ人が負う必要はない。

…何かを勧めたとき、相手に今ひとつ受け入れてもらえないと、無性にやりきれなくなることがあります。けれども、それはあくまで「勧めた対象」や「受け手」の問題。たとえそれがガッカリ映画だったとしても、選んだ・誘った人が責任を感じる必要はない…と思うようになりました。たいてい、誘われた人以上に誘った人がへこんでいるものですし…。そこらへん、お汲み取りいただければ幸いです(^^;)

話は若干それますが、昔むかし就職活動をしていた頃、ゼミの教授がよく話してくれたこと。
「面接で落とされたとしても、自分が否定されたわけではないんだよ。そういう会社を諦めきれずに無理に入ったとしても、苦労したり嫌な思いをすると思うよ。就職試験や面接は、学力試験とは違って、相性をみるものだからね。」
そうなんです!選ばれなくても「ダメ」じゃないです。ぜんっぜん。

…折りしも、学祭がおわり、シュウカツが始まる時期ですね。教授の言葉は、今でも忘れがたく、うまくいかない日々の励みになる言葉です。
皆さまにも、どうか届きますように(´ー`)

cma
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2006年11月07日

映画のきらめき、人生の陰

この映画は観なければいけない。そう思って映画館へ行き、緊張ぎみに席に着いた。
「手紙」。これまであまり語られなかった・語ることを避けてこられた犯罪加害者の家族に、物語の焦点を定めている。私は、以前に原作を読み、強く惹きつけられた記憶があったうえ、挿入歌(小田和正さんの「言葉にできない」)が個人的に大切な曲であったこともあり、予告を観るたびにドキリとし、公開を待ち望んでいた。

…そして、私なりの感想は…
原作をまげることなく映像化し、無理なく2時間にまとめられていた。…ただ、残念ながら、「映画」としてのきらめきは感じられなかった。けれども、観る人に様々なことを伝え、考えるきっかけにしたい、という熱意は強く感じた。特に、原作ではあまり登場しない、刑務所内での職業訓練や工場作業の様子がさりげなく登場していたのは、(よい意味で)新鮮な驚きだった。この映画が、犯罪に至った彼らや、彼らにかかわる人に対する理解の一助となり、よい方向へのきざしとなることを願う。
………
話を戻して、映画のきらめき、について。
たとえば、偶然前日に観たイーストウッド監督&スピルバーグ製作の「父親たちの星条旗」は、人生の「ある断片」を丁寧に描き、余白の多くは残し置くことで、彼らの人生全体を雄弁に語っていた。映画には、そういう力があると思う。テレビドラマとも小説とも違う、一種独特の、特別な力。
そのせいか、映画「手紙」でも、出ずっぱりの主人公より、彼の会社の重役(杉浦直樹)や被害者遺族(吹越満)の存在が忘れがたく、心に残った。

それにしても。「さくらの検印」は、本当にあるのだろうか?

cma

追記:
「父親たちの星条旗」には、「ビリー・エリオット(邦題は『リトル・ダンサー』)」にて彗星のごとく映画界に登場したジェイミー・ベルが、若き兵士・イギー役で出演しています。繊細かつ透明感ある佇まいは彼ならでは。どうぞお見逃しなく!
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2006年11月05日

連載6〜濃い世界

連載バトンが遅くなってすみません。

連載を始めてはや6回目、思いのほか「濃い」話に流れていっていることが「予想外」(某携帯会社)で、面白いと思っているmattuです。
この話はどこまで続いてどこに到達するのやら…。

さて、cmaさんが大変内容のある素晴らしい文章を毎回寄せてくださっています。
いつも大変勉強になります。
私は崇高な文章は書けないので、ミーハー心満載な文章で連載つづけさせていただきます。
cmaさんとの対比も楽しんでいただければ(^^;)

さて本題。
「濃い」つながりで考えて浮かんだネタ。
ずばり「濃い世界」。

私の言う「濃い世界」とは、監督の独自の世界観(マイワールド)を、
遠慮することなくドドドンと全編に押しだした映画。

まず思い浮かんだのが「バズラーマン」の世界。

彼の作品、「ロミオ+ジュリエット」と「ムーランルージュ」は
かなり私も大好きな映画。
ストーリーはあれど、まわりの風景やセットや設定は豪華絢爛!
原色多様!ビカビカなのです。
私たちの日常の町並みはあまり出てこない。
あの独自のセンス・スタイルを全編でつらぬいて、
ビビットな画面を創り出してしまう精神はスゴイ。濃い、濃いよ…。
日本でいうところの「蜷川美花」のような世界?といえば
ぴったりくるかな。

「ロミジュリ」の脇で出てた、ジョンレグイザモも金歯まで入れた濃い役をやってたなー。
神父役のピートポスルスウェイトも、ビガビガな神父をやってたな。
ジュリエットのお母さん役(名前忘れた)も強烈だったな。

「ムーランルージュ」の劇場の支配人(名前わからん)も、
ほっぺたにチークまでしてピエロのような格好をしてたな。
衣装ももちろんハデハデビガビガ。
「ムーランルージュ」のギラギラ衣装は、完璧美人のニコールキッドマンにどんぴしゃハマッてたな。

日常を題材にしている映画だったらありえないセットや身なりだけど、
非日常な設定だから?成り立つバズラーマンの世界。
だからこそ、ラーマンの世界に没頭できるのかも。

バズラーマンと対極だけれど、ある意味「濃い世界」を持っていると思うのが、
「ソフィアコッポラ」の世界。

バズラーマンと違って、
彼女の世界はあくまで「透明感」命(だと私は感じる)。
「少女×透明感」がソフィアコッポラの得意技(だと私は感じる)。
だからそこに透明感があれば、ストーリー自体に説得力がなくてもノープロブレム。
だって「透明感」命だから。
だからだから、彼女の映画は「イキフン映画」になると思うのです。
(ストーリーではなく、雰囲気で味わう映画のことを、
私は勝手に「イキフン映画」と呼んでいる。)
それはそれで「薄い」んだけど、独自の世界を押し通してる点で「濃い世界」。
彼女の映画はどこか水彩絵の具で描いたような透明感があります。

ソフィアとソフィアの仲間たち(ソフィアと心中したようなキルスティンダンスト)の次回作
「マリーアントワネット」がちょっと楽しみな現在。
「少女×透明感」は健在ですが、その「少女」が史実のマリーアントワネットになったらどうなるのか、ソフィアの世界が変わってしまうのか気になります。

ちなみにjunさんと「エカテリーナ→マリーアントワネット」の話をしていたら、
「二人の共通点は、“旦那が不能で愛人に走った女たち”」だということに気づき、
話が濃くなってしまったのでした。
あくまで「濃い」つながりということで(^^;)

お待たせしましたcmaさん、次よろしくお願いします。

mattu
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2006年11月04日

「映画監督って何だ!」

記念すべき私たち初の上映会、昨春の「せんだいシネマバザール」で仙台初上映を果たした「またの日の知華」を監督し、ゲスト出演してくださった原一男監督。
昨夏の「浴衣deシネマ」で上映しました「ユメノ銀河」を監督され、昨秋ぴあフィルムフェスティバルin仙台で来仙、つい先日はDVDボックスがリリースされたばかりの石井聰亙監督。
そんなシネバザゆかり?のお二人が、なんと、今度は俳優に!…おそるべき映画の情報が届きました!w(゜o゜)w


※日本映画監督協会70周年記念映画「映画監督って何だ!」※
〜11月4日から17日まで、渋谷ユーロスペース、名古屋シネマスコーレにてロードショー公開〜
この作品は、日本映画監督協会の監督たち総勢150人余 が、それぞれ出演者やスタッフとなり作り上げた前代未聞の監督たちによる文士劇映画です。
ヒロインにキョンキョンこと小泉今日子さんを迎え、その相手役に成田裕介(「あぶない刑事フォーエバー」)が監督とは思えない熱演を披露。
また劇中の時代劇のくだりには小栗康平(「泥の河」「眠る男」)、阪本順治(「どついたるねん」「亡国のイージス」)、若松孝二(「処女ゲバゲバ」「寝取られ宗介」)、昭和40年代の国会をはじめ政治ドラマのくだりには石井聰亙(「狂い咲きサンダーロード」「五条霊戦記」)、緒方明「独立少年合唱団」「いつか読書する日」)という豪華な顔ぶれ。
ほかにも大森一樹(「ヒポクラテスたち」「T.R.Y」)が主演のキョンキョンを怒鳴りつける役人役として、山本晋也(「狂い咲き」「痴漢電車」)がキョンキョンの道しるべとなるやはり役人役として好演。
さらに、ある映画のワンシーンを3人の監督が各々映像化するという実験的なシーンには、鈴木清順(「殺しの烙印」「ツィゴイネルワイゼン」)、本木克英(「釣りバカ日誌」)、林海象(「夢見るように眠りたい」「私立探偵濱マイク」)がそれぞれ独創的な演出を披露。
さらにラストでは病身の大島渚(「戦場のメリークリスマス」「御法度」)が登場、鬼気迫るその姿は観客の脳裏に強烈な印象を残すことになるでしょう。
これら猛者を「監督」としてまとめ、一本の映画に仕立てたのは「女囚さそり」「誘拐報道」の名匠伊藤俊也。また、音楽として、自身も監督作「魚からダイオキシン」を持つ宇崎竜童。そして、全体をプロデュースしたのは「TATTOO刺青あり」「火々」の高橋伴明
と、ここでも日本を代表する名前が並びました。
内容は、作家や音楽家には「著作権」があるのに、映画においてその作者である「映画監督」に著作権がない、という監督たちの怒りがベースになった、ある種のプロパガンダであります。ただ、普段「監督!」と周囲からよくも悪くも一目置かれている「監督」たちが、かつらをかぶったり化粧をしたり、あるいは長台詞に大汗をかいたりしながらも、普段とは全く違った一面を見せるという涙ぐましい「珍品」で、そのカルト性が大きな話題を呼んでいます。

是非皆様一人でも多く劇場に足をお運びいただければ、と思います。よろしくお願いいたします。

※「映画監督って何だ!」
監督/伊藤俊也 プロデューサー/高橋伴明 林海象 山本起也 音楽 /宇崎竜童
撮影/長田勇市 録音/福田伸 美術/今村力 編集/清水伶 メイキング/佐藤真
出演/小泉今日子 佐野史郎 原田芳雄 成田裕介 小栗康平 阪本順治 若松孝二 山本晋也 大森一樹 石井聰亙 緒方明 望月六郎 福岡芳穂 鈴木清順 本木克英 山田洋次 篠田正浩 大林宣彦 村上龍 根岸吉太郎 崔洋一 熊井啓  原一男 佐々部清 黒木和雄 深作欣二 大島渚 ほか

《in東京》
渋谷ユーロスペース
11/4(土)〜17(金)21:00からレイトショー
連日トークイベントあり
4(土)山田洋次/林海象 
5(日)佐藤真/林海象 
6(月)阪本順治/望月六郎/孫家邦(プロデューサー) 
7(火)佐野史郎/林海象 
8(水)山本晋也/檀雄二
9(木)高橋伴明/福岡芳穂 
10(金)伊藤俊也/高橋伴明 
11(土)崔洋一/山本起也
12(日)石井聰亙/緒方明
13(月)林海象/茅場和興/西岡琢也(脚本家)
14(火)成田裕介/小水一男(ガイラ)
15(水)宇崎竜童/山本起也
16(木)緒方明/北川篤也/森重晃(プロデューサー)
17(金)伊藤俊也/黒沢清/ほか多数
土日は朝9:00から上映のモーニングショーあり。佐藤真監督のメイキングを同時特別上映

《in名古屋》
名古屋シネマスコーレ(←( ^ー゜)b若松孝二さんゆかりのミニシアターですね! )
11/4(土)〜17(金)10:20からモーニングショー
11月8日・9日・11日はトークショー開催のため上映時間が10:00スタートとなります。
ご注意ください。
11月10日〜12日の3日間限定で19:30〜20:10に撮影密着ドキュメント『映画監
督って何だ?』を特別上映。
なお、11月10日については、劇場の都合によりモーニングショーの上映はお休みになります。
トークイベントあり
4(土)伊藤俊也
8(水)林海象/山本起也
9(木)成田裕介
11(土)佐藤真/山本起也

〜〜〜
連休はまだ終わっていない…新幹線に飛び乗って…というのもアリ!ですね(^^)/
皆さまどうぞよい休日を。

cma
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2006年10月25日

連載5〜濃い映画

ハイ、というわけで「濃い男」です。
…ラテン系で、どちらかといえば悪役顔の俳優さん。
目がぎょろりと大きくて、唇は厚くて、しわが深くて…んー…(=_=)
…ありきたりだ。
もっとひねりはないものか!?(-_-;)

そこで、あえて日本における「濃い男」について頭を巡らせました。が…浮かばない(゜〜゜)。
強いて言えば、佐藤浩市・三國連太郎親子ですが…
連想は滞りがち。

そもそも、「濃い」とは何か?
何をして、私は「濃い」と感じるのか?

「濃い」は、「熱い」とも「くどい」とも違います。
私なりの定義ですが、「濃厚さ」「ぎらつき」が「濃さ」の主要素かな…と。
そして、俳優においては後者が、映画においては前者が決め手となるようです。

と、いうわけで、話は若干それますが「濃い映画」について。
この話題にもってきたのは、週末まさに「濃い映画」を観たから…です(^^;)
それは、キム・ギドク監督「弓」。
おそるべし、キム・ギドク。さすが、キム・ギドク…。

「濃い映画」は、濃厚なチョコレートに似た味わいがあるように思います。
カカオ80〜90%、のような(甘いどころか苦い、苦いどころか…別次元の味に)。
もしくは、どっしりしたザッハトルテ、ガトーショコラのような(飾り気なくありふれているようですが、一口ふくめば…まがいものとの差は歴然)。

まず、短い。
時間は2時間なく、70分とか90分とか。しかしそれで十分。
寸分の隙も無駄もなく、限りなく緻密です。
つくりは、シンプルにして深遠。
美しいながらも、ある種グロテスク。
直視しがたい、目を覆いたい…と思いつつも、
かざした手の指は思い切り透き間だらけ。
見てはいけない、見たくない…
と思いつつも、覗き見て凝視せずにはいられない「力」があるのです。
すでに世の中を達観し、悟りを開いたかのようなギドク。
30代のはずなのに…
彼はどこに向かうのか?!
空恐ろしさを感じつつも、期待に顔はほころびます。

…現代日本における「濃い映画」の作り手、といえば…浮かんだのは、塚本晋也監督、三池崇史監督、黒沢清監督でした。
クロサワと言えば、往年の「明」監督も文句なしに「濃い監督」ですね。

…さて、「濃い」談義はどこに向かうのでしょう…新たな展開の予感も?!

cma
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西瓜とかんざし

せんだいメディアテーク7階シアターにて、溝口健二監督の特集上映がはじまりました。
初日の初回は「滝の白糸」。
夏の「浴衣deシネマ其の弐」で上映しました小津安二郎監督「出来ごころ」に続き、
その年のキネマ旬報ベストテン2位となったサイレント作品です。

そして、最終回を飾ったのは「残菊物語」。
親の七光りと揶揄された歌舞伎役者が、
苦労を重ねて大成していくまでを描いた作品です。

そして。この映画で、思いがけない「発見」が…。

主人公とヒロインが西瓜を食べるシーン。
彼女は、やおら髪からかんざしをはずします。
そして「種をお取りしましょう…」と言い、かんざしで西瓜の種を取り
始めるではありませんか…!

この夏の「浴衣deシネマ」では、貴重な当時の着物に併せ、かんざしやうちわなども展示しました。
その際、かんざしの先端が茶勺(ちゃしゃく=抹茶をすくうスプーンのようなものです)状になっていたことが、ひそかな話題になりました…。
「たしかに便利そう。…でも、いつ・何に使うの?」
夏の謎が、秋になってやっと解けた、というわけです(^_-)

「残菊物語」をこれから御覧の方、前半の「問題のシーン」をお見逃しなく!
また、そのほかの「かんざしの使い方」に関する目撃情報も大募集です(^^)/
夏以外にもきっと何かに使うはず…

それにしても…映画って…深いですね。

cma

追伸:
…矢も盾もたまらず、スタッフに即!報告メールしたところ、これまたこんなレスが即!届きました。

するってーと…、スプーンがわりに使うならば、箸がわりにも…(?_?)
いや、そこまで行くと編み棒がわりとか、孫の手がわりとか、「カンザシで一言」のおおぎりになってしまうか…。
とすれば、やはりスプーンがわりが「たまたま」で、
先を曲げるのは「デザインとしての美しさ」なのか…(アールヌーボー的な)。
深い、深いぞ!カンザシ。

………
たしかに。映画も・かんざしも…深いです( ^ー゜)b
posted by staff at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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